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隼田院ハザマ日記 9:00~10:00

  • seamaaaaan
  • 2021年9月4日
  • 読了時間: 1分


 非現実のなかで増殖した私は、元いたあの世界であの子たちと親しくなり、

 私が最も貰って嬉しかった言葉が“それ”だった。



 部屋から出られない私の体が広がったような、

 顔をみせられない私の顔になったかのような、

 なんだか手足がのびたような心地だった。


 私はそのとき、私が増えたと感じた。


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