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隼田院ハザマ日記 17:00~18:00

  • seamaaaaan
  • 2021年12月5日
  • 読了時間: 1分

 


この体で、数年ぶりに風呂に入った。

 ハザマで風呂?と思われるかもしれないが。

 成鐘富夫が用意してくれたものだ。


 真柄に背中をブラシでこすってもらった。

 体から流れていくお湯が、茶色かったのが妙に印象的だった。


 一緒に、贅沢のかたまりみたいな島で温泉に入った話をした。




 ああ、そういえば、ダイビング。





 海中に入って、私はあの時、少し安心したんだ。

 そこには人間の見目も、基本的にはなくて。

 たくさんの未知と、様々な見た目の海のいきものがいて。


 私は、少しだけ気が休まったような心地がして、

 そしてここに永遠にはいられないことを思った。




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