御曹院ハザマ日記 32:00~33:00
- ひげまみれのらじ
- 2022年1月20日
- 読了時間: 1分
はーちゃんは、元気にしているだろうか。
前回話した時は余裕があるんだかないんだかわからない様子だったし
こねこちゃんははーちゃんを殺すと言っていた。
僕は、はーちゃんが好きだ。
はーちゃんは僕を友達だと思ってくれてると、思うからだ。
のんきだとか、イカ野郎とか そういうこと言いながら
僕をかまってくれるからだ。
だから、出来ればこねこちゃんにははーちゃんを殺して欲しくない。
一度得た喪失感をもう一度味わいたいと思うような趣味もない。
でも僕は、わからないんだ。
こねこちゃんが本当に、僕がものすごく嫌だと思ったほど
嫌な人だとは思わなかった。
はーちゃんを傷つけられるのは困るけれど、彼女には彼女の事情があった。
もちろん、僕は彼女の主張に「はいそうですか」と頷くことはできない。
できないけれど、彼女にとって「王子様」が居てもいいんじゃないか。
僕がそれに立候補してみてもいいけれど
きっと彼女が望むのは僕じゃない。まあ、賑やかしくらいにはなれるかもね。
でも、彼女への慰めはきっと助けじゃない。
望みや願いが受け入れられてこそある救いもあるんじゃないだろうか。
それはひとりぼっちじゃ叶わない願いだ。



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